2021年を振り返ってみると、仕事としては2冊の本が出せたり、30年分の写真年表を作ったりいたしました。
私生活では約20年を過ごした城南地区を離れ、練馬に転居しました。自分にとって、公私ともに“総括の年”になったのだと思えます。
長年付き合ってきたものごとが無くなったり、去っていったりするのは寂しいことです。ただ、同時に足元が軽くなったようにも感じています。
添付している写真は、今の部屋のすぐ後ろにあるお稲荷さんです。小さい祠しかないんですが、それを取り囲む木立はとても立派です。
撮影したのは11月の末でした。この後、黄葉は風に舞って行きました。
そう言えば、西洋占星術だと2022年は「風の時代」の始まりなのだそうです。新しい風が吹いてくるのなら、それに背中を押されて新しい風景を見てみたい。
いま、そんなふうに思っています。