birdsincは、生活史研究家・作家の阿古真理と、写真評論家の鳥原学によるofficeです。
携帯電話やスマートフォンで、誰もが気軽に撮影し、公開しているポートレイト写真。その目的も用途もさまざまだが、気づけば、一人あたりの撮影枚数は膨大なものになっている。昔ながらの写真館の仕事から、ファッション写真の歩み、プリクラ・自撮り・コスプレまでを例に挙げポートレイトの歴史を振り返り、社会的な機能と人間が写真に託している願望を浮かぼ上がらせる。
母に取材した食体験を軸に、農家の嫁だった祖母と、専業主婦の母、仕事を持つ私が整えてきた食卓をたどる。時代背景まで描くことで、多くの人から「昔はうちもこうだった」という声をいただいています。平松洋子さんが朝日新聞書評欄で書いてくださいました。
「人はなぜ料理をするのか?」が気になり書いた本。前半はスープや保存食など、人類が生み出した料理の知恵とその歴史、後半は仕事との板挟みで苦しむ女性たちの現場から、誰がどのように料理を担うべきなのかを考える。ダ・ヴィンチニュースに書評が載りました。
母校の依頼で、女子校に通った意義をエッセイとして書きました。
2004から2006年にかけ、リクルートのメセナギャラリー「ガーディアン・ガーデン」が主催した「フォト・ドキュメンタリー「NIPPON」」。若手写真家15名が、21世紀の新しい日本をドキュメントしようとする試みを一冊にまとめている。若手写真家の眼を通してどんな日本が見えてくるのか。21世紀初頭のリアリティが詰まった本書で、審査員と解説を担当。
日本のパンの歴史を描いた本。銀座木村家が生み出したあんパン、本格フランスパンを導入したドンクなど時代を代表するパンの誕生物語。また、パン以前のまんじゅう、粉ものの歴史、在日西洋人が感じた日本のパンなど、幅広い視点で日本人とパンの関係を描く。日本経済新聞の書評に出ました。
戦後の写真史に語られる100の名作に迫るシリーズの上巻。写真家たちがいかにテーマをつかみそれを育てたのか、社会の変遷とともに明瞭に描き出す。上巻では1958年から1984年まで、高度経済成長期を中心に、写真表現の転換をもたらした写真家50名のストーリーを収録する。巻末には、数々のベストセラー写真集を手掛けた編集者の島本脩二との対談を収録。
なぜ母は娘を抑圧するのか。その社会的背景を読み解く本。私自身の体験を踏まえ、「ていねいな暮らし」や、郊外のライ […]
ユネスコの無形文化遺産に和食が選ばれたのを機に、洋食・中華なども取り込んで発展した日本の食の通史を描く。学校現場の給食、家庭科の変遷も取り上げている。高校生から読める新書シリーズに入れた本書は、毎年さまざまな入学試験テキストに選ばれています。
お金、掃除、洗濯、料理、片付け・整理収納、防犯・防虫、メンタルケア… 各分野の専門家に取材をしました。 「本当 […]
戦後日本の写真の在り方を、世相の変化とともに叙述。写真史のエポックをつくった人々の証言を挟みながら、写真史の連続性と断絶がテーマである。その後の仕事の起点となったデビュー作。
1990年代から2000年代までに行われた森山大道さんの対談・インタビューを多数収録。そのうちホンマタカシさんとの対談「深夜、新宿ゴールデン街 きわめてよいたいだん――写真と映画のリアル ホンマタカシ/森山大道」を構成しています。初出は「美術手帖」。