birdsincは、生活史研究家・作家の阿古真理と、写真評論家の鳥原学によるofficeです。
1970年代半ば、消費社会が爛熟するなか『an・an』を筆頭にヴィジュアル雑誌が次々と創刊。新しい写真家たちが陸続と登場する。さらに『写楽』『写真時代』『FOCUS』の売り上げ拡大によって、写真は黄金時代を迎え、宮沢りえのヌード写真集は社会現象ともなった。他方で、90年代半ば以降のデジタル写真の普及は、150年に及ぶ写真史を一新する。本書は1975年以降の写真黄金期とデジタルの衝撃の歴史を描く。
19世紀半ば、日本へ輸入された写真。日露戦争を経て新聞・出版メディアが拡大するなか報道写真が成長。第二次世界大戦時にはプロパガンダに利用され、また敗戦直後には「マッカーサーと天皇」の写真のように、社会に大きな影響力を持つようになった。戦後は戦禍や公害問題を追及するリアリズム写真が隆盛を誇ったが、経済成長とともに私的テーマ、広告へと多彩化する。本書は1974年まで120年に及ぶ歴史を描く。
自由が丘振興組合理事長だった岡田一弥さんに聞き取った、おしゃれタウン自由が丘が生まれた歩みをうかがいました。関係者たちへの取材や資料も使った充実の内容です。
戦後日本の写真の在り方を、世相の変化とともに叙述。写真史のエポックをつくった人々の証言を挟みながら、写真史の連続性と断絶がテーマである。その後の仕事の起点となったデビュー作。
『主婦の友』『きょうの料理』『オレンジページ』など人気メディアに掲載されたレシピから、家庭料理の変遷を描く。小津安二郎、向田邦子、槇村さとる『イマジン』、よしながふみ『きのう何食べた?』など人気作品から食卓の変化も読み解く。新聞各紙で書評掲載。台湾語訳もあり。
『昭和育ちのおいしい記憶』から、有名作家たちに混じって、エッセイを1本収録していただきました。
災害、下町の生活、安保闘争、産業開発など高度成長期の日本を、斬新なカメラワークで切り取った写真家の仕事を、作品とインタビューで振り返った。本書では序文とインタビューを担当。
ユネスコの無形文化遺産に和食が選ばれたのを機に、洋食・中華なども取り込んで発展した日本の食の通史を描く。学校現場の給食、家庭科の変遷も取り上げている。高校生から読める新書シリーズに入れた本書は、毎年さまざまな入学試験テキストに選ばれています。
なぜ母は娘を抑圧するのか。その社会的背景を読み解く本。私自身の体験を踏まえ、「ていねいな暮らし」や、郊外のライ […]
母校の依頼で、女子校に通った意義をエッセイとして書きました。
人生最高のウニ・イクラ・蟹丼。ひっつみやすいとんなど、各地で愛される小麦粉だんごの謎。京都の和菓子店の底力。神 […]
1960年代、森山大道さんについての評論をまとめた一冊。「「動機と行為の直結」を目指す写真家たち──森山と中平の苦悩をこそ起点に据えよ」として、二人の系譜に連なる写真家をたどっています。