高円寺に、台湾の人、見た感じ大学院生みたいな人たちが運営している書店がありました。
モダンなマンションの小さな一室で扱っているのは香港、中国、台湾の書籍とZINEなど。
書店名の飛地は「どこでもない場所」ということで、複雑な現状と切り離してものを言ったり考えたりする場所、ということらしい。
棚を眺めていると、日本の出版社から写真集がてている中国の写真家徐勇さんがまとめた「四月影会」の、大部の資料集が置いてあったりした。この本は香港の大学から出されたものだが、いまはもう無理かもしれない。
最近、東京ではこういう中華系のカルチャー書店が増えているみたいだが、こんなに身近にあるとは思わなかった。
表現の自由があり、政情が安定している東京が東アジアの文化のハブになり、何か新しいムーブメントも出てくるかもしれない。
✳︎四月影会。1976年、周恩来を追悼するために天安門広場に集った北京市民の記録を撮ったグループで、中国のドキュメンタリー写真のきっかけを作ったグループ。