コロナが本格的に流行し、安倍内閣の下で緊急事態宣言が出てから、からすっかりブログの更新を止めてしまっていた。
怠慢ではあるが、この間は実に多忙だった。
大学や専門学校の授業はほぼリモートになって、その対応に追われた。執筆の面では日本写真家協会の依頼で1985~2015年までの年表を作ったり、『平成写真小史』(日本写真企画)と『教養としての写真全史』(ちくま選書)の2冊を刊行した。といって充実していたわけでもなく、手応えのないままいろんなことが進んできたが、同時に自分の仕事を棚卸しできたのは間違いない。いろいろなことを終えたなあと言うのが実感で、コロナが明けたら、さてどうしようかと考えている最中だ。
私生活では、2週間ほど前に大田区から練馬区へ引っ越しをした。これもコロナの副産物で、気づけば家がすっかり手狭になっていることに気づいたのだった。7月から始めた物件探しは難航を極めたが、なんとか決まったのが10月のこと。これまでの約20年間、大田、品川と城南地区に住んできたので、環境がすっかり変わった。
それにも慣れていかなければね。