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卒業式の無期延期に思ったこと

2020-03-18||鳥原 学

3月12日に予定されていた専門学校の卒業式は、現状を考えて無期延期となった。見通しのない判断は曖昧だと思うものの、良いのか悪いのかは、正直いって分からない。Facebookが、昨年の今日も卒業式だったと教えてくれるから、残念さが余計に膨らむ。

朝のワイドショーが、この段階で就職の内定が取り消されたという学生を取材していた。高校から専門学校まで奨学金を借りていて、その総額が一千万円近くあり、返済が4月から始まるらしい。それでも彼女は「別の会社に入って、落とした会社を見返してやる」と悔しさを隠しもせずに語っていた。

非常勤で通っている大学からは、入学式や授業開始の時期について現在検討中とのメールが、さきほど入った。時期が遅れれば、必ずしわよせが大きくなる。新入生はもちろん、保護者も心配だろうと思う。

とんでもない時期に、社会に出たり、進学したりしなければならない。不幸だが、それでも彼らの人生は始まったばかりで、リベンジする機会は必ずある。あの女子学生の言うとおりではある。大人たちがその機会をどれだけ作れるかに、それはかかっている。