ミック・ロックの訃報が届いた。
あの『Queen II』のアルバムジャケットを撮影したフォトグラファーで、「ボヘミアン・ラプソディ」のPVも彼が撮っている。
2003年に、ミック・ロックが写真美術館で個展を開催したとき、『ミュージック・マガジン』で展評を書いている。
クイーン、デヴィット・ボウイ、シド・バレットらのステージと私生活の両面を撮った人が、東京でもハイなテンションで喋っていたのを憶えている。
ミックのデビュー当時はLPのジャケットアートがどんどんと面白くなっていた時代で、下の『ロック・ミーツ・アート』がそのことを教えてくれた。
同じロンドンではヒプノシスとかキーフなどのクリエイター集団が活躍し始めている。それらのジャケットは今見ても刺激的だと思います。
この展示を機に、日本のロックの写真ってどこから始まったんだろうと思い、
私は鋤田正義さんや三浦憲治さん、井出精児さんらから話を伺ってみたいと思った。