日本の食卓の定番のおかず「肉じゃが」。その意外な歴史とグローバルな広がりを詰め込んだ一冊です。
世界中の肉じゃがについて文献を集め、実際に作りました。
そこかた見えてきた風景をどうぞご覧ください。
【100年前、日本に肉じゃがは存在しなかった…!】
“おふくろの味”の代表格として、日本人にとって最も親しみのある家庭料理ともいえる「肉じゃが」。
しかしその歴史を紐解いてみたら、登場から60年ほどしか経っていませんでした。
本書は、時代によるレシピの変遷をはじめ、文化的な背景との関連、さらには世界中で食べられている肉じゃがまでを、作家で生活史研究家の阿古真理が文献を徹底的に調べ、レシピとともにご紹介します。
日本最古の肉じゃがはどんなものなのか、そして海外ではどんな肉じゃがが食べられているのでしょうか。
肉じゃが文化論と実用レシピが融合した前代未聞、「肉じゃがだけ」の1冊です。
ぜひ、その目と舌でお確かめください!